エンジェル投資家とはいったい何?増田氏とは?

最終更新日 2024年4月15日 by tradgard

さまざまなタイプの投資がある中で、エンジェル投資家という言葉をご存じでしょうか。
初めて聞くという人が多いかもしれませんが、これは起業したばかりの企業に対して投資を行う投資家のことをそう呼んでいます。
最近ですと増田裕介氏などが有名です。
起業するときというのはとにかく資金が必要です。
中には資金は少なくして起業する場合もありますが、資金が少ないことによってチャンスが少なくなってしまい、結果的に起業に失敗してしまうリスクもあります。
潤沢な資金があればさまざまな分野に挑戦できたり、やりたい活動も大きく広く手掛けられたりなど有利に働くため、とにかく資金が重要なポイントになります。

個人は場合によっては融資を断られてしまうケースも・・・

しかし、一個人が大金を持っているわけがないため、銀行などで資金繰りをしなければいけません。
十分に自分のやりたいことを伝えてうまく銀行など金融機関から資金を集められればいいですが、場合によっては融資を断られてしまうケースもあります。
ほかには、国や自治体による公的基金から借り入れたり、ベンチャーキャピタルからの資金調達を試みるといった企業もあるかもしれません。
このように資金を調達するためにはさまざまな方法があるのですが、中でも注目されているのがエンジェル投資家から融資を受ける方法です。
無償で貸してくれるわけではありませんが、起業した企業がその後成長していけば配当や株式を受け取るなどの方法で資金を返していくことになります。
そして資金を得られるだけでなく、企業の将来性を見込んで人脈や経験をフル活用したサポートも行ってくれるかもしれません。
初めての起業では、資金だけでなくこうしたつながりも大きなチャンスに結び付くもの。
個人だけでは人脈は限られてしまいますが、投資家のこれまでの人脈や知識を活かしたサポートを受けることで、より企業を成長させていける可能性が広がります。

エンジェル投資家から融資を受けるためには

そんなエンジェル投資家から融資を受けるためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。
まずは、自分自身が起業したいと思っている内容について深く考えてみることから始めましょう。
いくら資金が有り余っていても、将来性のない会社に投資したいと考える人はまずいませんよね。
お金を貸すからには会社がその後成長していくことを願っているはずです。
そのためには、企業の内容が相手にとって今後将来性があるものと思われなくてはいけません。
漠然とこう言ったことがやりたいと考えているだけでは、その後の成長が具体的に見えてこないため、投資についても不安に感じられてしまうでしょう。
そこを具体的にどうやって売り上げを伸ばしていくか、他の競合会社はどうしているか調査する、いつの時期までにこういった成長が見込めるなど将来を見据えたプランを提示する必要があります。
そのためには信頼性のある調査やプランが必要になるため、まずは自分がやりたいことを明確にして考えてみましょう。
アイディアから具体的なプラン作成が完了したら、次はその内容を自分の言葉で話してみることです。
家族や友人など身近にいる相手でもいいので、話していくうちにより明確なプランになっていくはずです。

日本国内で見つけるためにマッチングサイトを利用する

起業プランを作成したら、いよいよエンジェル投資家とのつながりを見つける段階になります。
しかし、身近にそんな人はなかなかいないでしょう。
そこで日本国内で見つけるためにマッチングサイトを利用するのがおすすめです。
人気の高いマッチングサイトを利用すれば、全国どこにいても相手に企業内容を知ってもらうことができるため、資金調達までの時間も短縮できます。
さまざまなサイトがありますが、中でも人気なのがエンジェルサポートやファンディーノなどでしょう。
投資家自身のプロフィールを記載してあるサイトなら安全性が高く、相手を信頼して話すことができるため初めて利用する人でも安心です。
他にも、少額でも投資してもらえるサイトなら、いきなり高額の資金を集めることに抵抗があるという人でも挑戦しやすいでしょう。
月額料金がかかってしまうというデメリットがありますが、料金がかかるほど本気さも伝わりやすく融資してもらえる確率も高くなっています。
他にもピッチコンテストと呼ばれるものがあり、起業したばかりの会社を中心にプレゼンテーションができる大会が行われているため利用しましょう。
審査員に投資家が座っていることも多く、優れたプレゼンテーションを発表できればすぐにでも声がかかるかもしれません。
コンテストで賞を取れば支援金をすぐに獲得できるため、一気に資金問題をクリアできるチャンスです。
ただし、いきなりプレゼンテーションは行えないので、大会に参加するならしっかりと事前準備を行っておくことが大切。
ここで成功を収めればその後の会社経営もうまく軌道に乗りやすくなるはずなので、積極的に挑戦してみるといいでしょう。

まとめ

他には交流会やイベントに参加してつながりを持つ方法もあります。
実際に会って魅力を伝えられるため、熱意が伝わりやすくおすすめです。
どの方法であっても、しっかり自分のプランや将来性を伝えることが大切です。