弁護士になるのは難しいのかな?

最終更新日 2024年4月15日 by tradgard

弁護士と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方が法律のプロフェッショナル、というイメージがあるかと思います。
弁護士は法律に関して多様な知識を持っており、私たちの悩みやトラブルを法律面から解決に導いてくれます。
非常に大切な職業の一つで、実はお世話になる機会も意外と少なくはないのです。

そんな弁護士ですが、なるためには資格を取得する必要があります。
国家資格になっているため、無資格で弁護士を名乗ることはできないのです。
仮に資格がないのに弁護士として活動していると、法律で罰せられることになります。
実際にそのようなニュースを耳にする機会もありますし、現在でも無資格で活動している人も中にはいるでしょう。

弁護士は基本的に弁護士会に所属しています。
所属弁護士かどうか調べたら資格の有無を確認できるでしょう。

このような問題を抱えているものの、弁護士を目指す方は決して少なくありません。
しかし、弁護士になるのは難しい、難易度が高いといったイメージを持っているのではないでしょうか。
弁護士資格を取らないと活動はできませんが、国家資格なので試験の難易度も高めです。

また、弁護士試験を受けるためには一定の条件があります。
その条件を満たしていないと受験することができないため、狭き門とも言われています。
逆に、そのような難しい試験をクリアしたからこそ弁護士になれるとも言えます。

弁護士は法律のプロフェッショナルであり、様々な分野の法律に関する知識が求められます。
例えば税金に関する知識はもちろんのこと、不動産や刑法・民法まで幅広く、また間違った解釈をしてはいけません。
その勉強をするために数年を要しますので、弁護士の資格を取得するのに5年〜6年というのは珍しくないのです。

弁護士を目指す場合は、なるべく早い段階から勉強を始める必要があります。
資格を取得するのが30歳近くになってから、という方も少なくはありませんし、そのためにプライベートを捨て勉強に集中している方もいます。

ただし、狭き門でなるのが難しい弁護士ですが、それだけ資格を取得したときの達成感は素晴らしいものになるでしょう。
誰かの生活を守ったり、人生を変えるほどの大切な仕事でもあります。
年収の高さも特筆すべきで、高年収とも言われる医師と肩を並べるほどです。
2千万円以上もの年収を得ているケースも珍しくありません。
このような背景もあるためか、弁護士を目指す方は少なくないと言われています。