愛犬と神社を参拝する場合には

最終更新日 2024年4月15日 by tradgard

中には愛犬と一緒に初詣の後のお参りに神社に一緒に行きたいと計画している人も多いことでしょう。
しかしどんな準備をすれば良いのか、そもそも愛犬と一緒に参拝しても良いのかなど、わからなくて悩んでいる人も多いかもしれません。

一緒に入れる神社仏閣がそれほど多くはないのが実情

そもそも愛犬と一緒に行っても良いのかと言うと、実は一緒に入れる神社仏閣がそれほど多くはないのが実情です。
日本においては古くから犬や猫などの動物は汚れであると考えられていて、神様が宿る神聖な場所には動物は入れてはならないと言う考え方が浸透していたのです。
しかし時代が変化するごとにペットも家族の一員であると言う考えが強くなってきたため、ペットの同伴を許可している神社も増えてきています。
中にはペット用のお守りなどが販売されているところあったり、ペットの祈祷や七五三などができるところもあります。
どちらかと言うと、お寺の方がペット連れを許可する傾向にあります。
これから愛犬を連れて参拝に行くのであれば、同伴が可能としているところに限るものの、マナーやルールなどをしっかりと押さえておくことが求められます。

敷地内でのマナー

首輪やリードは必ずつける

敷地内でのマナーについては、まず最初に首輪やリードは必ずつけるようにしましょう。
安全のために他の参拝客に迷惑をかけないように、首輪とリードは必ずつけることが求められます。
その他にも飼い主の義務の観察、また狂犬病予防注射済票等の装着も忘れずに行いましょう。
リードはできるだけコントロールしやすいようにするためにも短くもち、できるだけ足元を歩かせるようにしましょう。

排泄をさせない

そして排泄をさせないように気をつけます。
敷地内では排泄をしないように、神社に入る前に必ず済ませておきます。
不安なのであれば、マナーパンツ、マナーベルトなどを着用するのが良いです。
万が一排泄をしてしまった場合には、責任を持って後処理を行うことが大切です。

敷地内では吠えさせない

また多くの人が静かに参拝する場所であるため、敷地内では吠えさせないことが大切です。
もしも吠えるのを止めないようであれば、参拝を断念したり、離れて落ち着くのを待つ、日を改めるのが望ましいです。

誤飲させない

そして誤飲させないように注意します。
神社の参道には、屋台家の庭などが出ているところも多いです。
このような所では、食べ物が落ちてしまっていることもあるでしょう。
当たり前のことではありますが、このような屋台で販売されているものは人間用に濃い味付けとなっていることから、犬が口にしてはならないものです。
落ちている食べ物の中には、串等のような危険なものがある可能性も考えられます。
誤飲には十分に注意するようにしましょう。

電柱や柵などにリードを引っ掛けて待たせない

また愛犬と一緒に入れない場合など、電柱や柵などにリードを引っ掛けて1人で待たせる人もいますが、これも絶対に避けましょう。
脱走の危険性はもちろんのこと、不安になり噛み付いたり無駄吠えをするなどのトラブルにつながる可能性があります。

参拝する時間日程について

参拝する時間日程については、参拝客が少ない時間帯、時期を選ぶのが望ましいです。
混雑していると踏まれて怪我をしてしまったり、迷子になるなどして、迷惑をかける可能性も考えられます。
安全のためにも神社を訪れる時間帯や時期を選ぶことが望ましいです。
愛犬と一緒に参拝したいのであれば、事前準備や参拝方法、マナー等をしっかりと押さえておくことが大切です。

まとめ

同伴を許可するところが増えてきているものの、現在でも昔からの風習、考え方などに重きを置いているところも多く見られます。
同伴を許可していたとしても、マナーを守らないことが原因となり、今後禁止されてしまう可能性も考えられます。
他の参拝客に迷惑をかけないように、お互いが気持ちよく参拝するために配慮することが大切です。

 

関連サイト

神社本庁って何?会員はどれくらいいる?
神社に犬は入ってもいい?参拝時のマナーと犬連れOKのスポット

 

よくある質問

Q:日本の神社は犬も参拝できるのですか?

A: はい、日本の多くの神社は犬連れで参拝できます。
ただし、神社によっては、犬の参拝を制限しているところもありますので、それぞれの神社の規則を確認することが大切です。

Q:犬と一緒に神社に行くときの注意点は?

A:犬と一緒に神社に行くときは、リードをつけ、常に犬をコントロールすることが大切です。
また、犬の後始末や排泄物の処理もきちんと行いましょう。
また、神社によっては、靴を脱いで入るところもありますので、靴下やスリッパを持参するとよいでしょう。

Q: 日本で特に犬に優しい神社はありますか?

A: 日本には、犬にやさしいと言われている神社がいくつかあります。
東京の井の頭公園には、犬が水を飲んで休める場所がありますし、京都の日枝神社には、犬が境内に入ることができ、犬のための特別なご利益があります。

Q:犬を連れて本殿に入ることはできますか?

A:日本では、ほとんどの場合、犬は本殿の中に入ることができません。
ただし、境内では、散歩や神職のお祓いなど、犬も一緒にできることがあります。
それぞれの神社のルールを確認し、愛犬がどこに行けるかを知ることが大切です。